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腎臓の働きの中で最も重要な尿を作る働きについて

糸球体濾過量(GFR)とは何ですか?

 腎臓はさまざまな働きをしていますが、最も重要なのは体内を流れる血液を糸球体(腎臓の中にある顕微鏡で見える微細構造で、尿をつくる最小単位)で濾過してきれいにするとともに、血液から取り除いた老廃物を尿として体外に排出することです。GFRとは糸球体濾過量の略で、フィルターの役目を果たす糸球体が1分間にどれくらいの血液を濾過し、尿をつくれるかを表します。つまり、GFRとは腎臓の機能を示しています。糸球体から直接濾液(原尿)を採取することはできないので、真のGFRを求めることは大変困難です。
 一方、クリアランスとは、ある物質の血中から糸球体や尿細管を通して尿中に排泄される割合のことをいいます。GFR測定の世界的標準はイヌリンクリアランスですが、静注投与し、正確な採尿のため尿道カテーテル留置など測定が複雑で日常検査には適しません。そこで、近似的にGFRを評価する目的でクレアチニンクリアランスが専ら用いられてきました。 
 最近、血清クレアチニン値と年齢、性別から、簡便にGFRを求める計算式「推算GFR」が日本腎臓学会から提唱されました。健常者は100mL/分前後で、腎症が進行するとともに、また加齢によって低下していきます。慢性腎臓病診療ガイドでは、腎機能の重症度(病期)評価に推算GFR値を重要な指標として用いています。

  表.慢性腎臓病のステージ分類

病期
ステージ
重症度の説明 進行度による分類
GFR(mL/分)
  ハイリスク群 90≦
1 腎障害が存在するが GFR正常~亢進 90≦
2 腎障害が存在 GFR軽度低下 60~89
3 GFR中等度低下 30~59
4 GFR高度低下 15~29
5 腎不全 <15

※ハイリスク群とは、糖尿病、高血圧、脂質異常症、高尿酸血症、尿路結石、
 膠原病、肥満、家族にCKD、60歳以上、感染症、消炎鎮痛剤を常用、喫煙

  〔参考〕
  日本腎臓学会編 CKD診療ガイド

院長はこの糸球体濾過量(GFR)の低下した人に、最近研究開発された新しくて安全な内服と食事による治療を行っています。

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